橋梁塗装

■『100年設計』を確かなものに

鋼橋には設計寿命が設定されています。昔は60年で設計されていた鋼橋ですが、技術の進歩もあり、今は100年設計で造られています。しかし何もせずに100年の安全性を維持できるというものでもありません。より確実に安全を保つために、橋梁管理事業者によって定期的な調査が行われています。そして調査によってメンテナンスが必要であるとなった場合、それが塗装工事で解決できることであれば塗り替え工事を行います。

橋梁などの塗装は外観を整えるという目的や、金属の腐食を防ぐという目的があって行われます。腐食の度合いや劣化状況の調査で、十分な防食効果が期待できないと判断された場合、橋梁管理事業者から私たちのような塗装工事会社に発注があり、その後は再度の調査と施工・管理方法の決定を経て塗装工事が行われます。

 

■橋梁塗装の流れ(一例)

【1】事前準備・塗膜詳細調査
橋梁塗装工事を受注した準備段階として、足場や防護の施工を行います。そして前回の調査をした近接の場所で再び塗膜調査を行い、当社側で調査の結果を判定して、施工の有無を検討します。

【2】素地調整・塗装工事
施工の本決定後、具体的な施工方法や管理方法を決定します。決定した施工方法や管理方法を遵守し、塗装工事を行います。

【3】塗膜検査
塗膜の状態を調査し、不具合がある箇所を補修します。

【4】片付け・仕上げ段階
足場を解体し、傷の補修のための仕上げ塗装を行います。

【5】竣工検査
設計通りに施工できているか検査を行います。

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